続編の割に前回からすっかり時間が空いてしまいました。
念の為おさらいしますと、第2回のテーマは「競馬伝説を知る」でした。レースタイムの構成要素について知り、持ち馬を速く走らせるという目的です。前回のpart1では競走馬に関連する要素を取上げましたが、今回は騎手に関連する要素、そしてレースに関連する要素と一気に行こうと思います。
騎手関連・距離適性騎手のステータスの中でも比較的タイム配分が大きいと言われ、EとSSでは約0.3秒の開きが出てきます。
短 1000m~1300m
短中 1400m~1800m
中 1900m~2300m
中長 2400m~2800m
長 2900m~4000m
条件に応じたレースの騎乗をこなすことでステータスが上昇しますが、すべての条件をSSにする事はできず、SS SS B E E という組み合わせが上限になります。ただしこの状態はSSの内部数値が上限までいっていない可能性があるので、SS SS C E Eが理想だと思われます。
・脚質適性こちらに関してもタイムへの影響は大きく、SSとEでは0.3秒の開きがでると言われています。
逃げ・先行・差し・追込 このうち二つの能力をSS、残り二つがEになった状態が上限です。
・馬場適性タイムへの影響はSSとEで0.1秒と言われ、それほど大きな比重ではありません。また、重適性を狙ってあげるのは難しく、うまく上がったとしても良馬場が続けば下がってしまう事もあります。
芝・ダ・重
上限は一つの能力がSS、もう一つがB、残った一つがEとなりますが、距離適性同様の理由でSS C Eが理想系だと思われます。
・勝利数(裏パラ) 目に見えない要素であることから裏パラ等と言われています。勝利数が一定を超えると0.1秒タイムが縮まるようです。
30勝・50勝・100勝の三段階がそれぞれの目安ですが、重賞やGⅠ勝利でこれよりも早く縮まるとの説があるのであくまでも目安です。
裏パラの育った騎手の方がタイムが安定するという説がありますが、一概には言い切れないと思います。タイムの安定に関しては競走馬がどれだけのレース数をこなしたかが重要であると最近感じています。
レース関連・運(その日の出目)フリレでわかると思いますが、ほとんどの馬はタイムにブレ幅を持っています。気性が良いほどブレ幅が少ないとされていますが、確率や展開で発動するアビリティ等の関係や個体差もあるので、一概にはわかりません。
ここ一番で良いタイムを引き当てる運も重要な要素となっています。ただし、先ほども書きましたが、レース数を消化することでタイムを安定させる事ができると考えています。これは勘ではなく、GⅠ連勝中のハッピーボーナスが、現役後半になってからフリレもレースもほとんど上のタイムしか出ないようになってきた事が根拠になっています。
・枠順9頭以上のレースでは不利枠が存在します。不利枠を引くと0.2~0.4秒タイムにマイナス補正がかかると言われており、極端な脚質程影響を受けやすくなります。また、逃げ・先行なら外に行けば行くほど、差し・追込なら内に行けば行くほど影響率や度合いが大きくなるようです。
・斤量54kgを基本値とし、少ないほどプラス補正が、多いほどマイナス補正が発生します。
また、斤量が56kg以上で以下の条件に該当する場合は、上記補正以外に
さらに若干のプラス補正が発生します。
・体力がC以上
・調子のグラフが頂点に近い状態
このプラス補正は、体力が高いほど効果が高くなります。
プラス補正と見ると、一見タイムが縮まるように見えますが、56kg以上の時のマイナス効果を抑えるという意味でのプラス補正です。目安として体力SSで60kgまで相殺できるようです。
逆に53kg以下の時はタイムが速くなります。フリレより軽い為、軽斤量の本番で見たことがないタイムが出ることもあります。
・馬場状態芝・・・良馬場を基準とし、やや重で0.5秒・重で1秒・不良で2秒のマイナス補正。
ダート・・・良馬場を基準とし、やや重で0.5秒・重で1秒のプラス補正。不良で1秒のマイナス補正。
現実の競馬同様にダートの重馬場では脚抜きが良くなり、タイムが速くなるようですが、不良まで行くとマイナスになるようです。芝とは逆で良馬場に近い程、重適性やパワーを必要とするようです。
重馬場適性・アビリティ・パワー・蹄鉄・騎手のステータス等で補正を軽減できたり、逆に大きくなる事もあるので勝敗を左右している事も少なくはないです。
☆参考~馬場状態と関連の深い要素である蹄鉄の活用法です。
ディープ蹄鉄
持ちタイムを縮める良い蹄鉄ですが、重馬場適性がない芝馬につけてレースが重馬場だった場合、芝重蹄鉄をつけている状態と差が無い状況になりかねません。できれば重適性やパワーが高く、マッスル系のアビリティを持った馬にしましょう。
重蹄鉄
芝レースでつけて良馬場だった場合、せっかくの重馬場蹄鉄でもただの蹄鉄と効果は変わりません。しかしダートレースでは良馬場でこそ重馬場適性を必要とするので効果を得やすいです。また、ダ重蹄鉄はダート良馬場レースだと両方の効果が発揮されるので、使い勝手が非常に良いです。この事もあり、ダ重SS、もしくは片方のみSというような馬でもない限り、ダート馬に特殊蹄鉄をつけるのは微妙かもしれません。
・ペース逃げ・先行の割合が多いほどハイペースに、差し・追込みの割合が多いほどスローペースに近づきます。また、割合なので少頭数の方がペースが偏りやすくなります。意図的にペースを操作するのは難しいですが、出馬表を見たときに相手の脚質を見ればある程度本番の展開を読むことができ、自分の馬に向いた展開になるかを事前に調べると良いです。ちなみにハイペースは後ろの馬に有利に、スローペースは前の馬に有利になります。
・坂競馬場によって坂の影響度合いが決まっています。(どの競馬場がどれくらいの影響度かは、公式の攻略情報を参考にして下さい。)競走馬のパワーやマッスル系アビリティ、坂適性がタイムに影響を与えるようです。0.1秒程度の影響と言われているので気にする必要があるかは微妙ですが、パワーが弱くて坂が苦手な馬は平地レースを選んで出走すると良いかもしれません。
・小回り競馬場ごとに決められた小回り度合いがあります。不得手な馬は影響度が低い競馬場を選んだ方が良いかもしれませんが、これも0.1秒前後程度の影響なので、そこまで気にする必要はないかもしれません。
・右回り苦手な馬は0.1秒程度の影響があるとされています。
・左回り苦手な馬は0.1秒程度の影響があるとされています。
・レース経験値影響度競馬伝説を攻略する上で非常に重要なのがこの要素であり、重賞やGⅠにも繫がっていきます。競走馬は生まれながらに1.5~2秒程度のハンデのような物を持っています。これは’S’のつく中央の特別レースや重賞以外のレースで適用され、持ち馬のタイムを落とします。また、影響度合いは新馬・未勝利戦が一番大きく、条件が上がると小さくなる様です。
例えば、フリレで芝1600mを指数100(1.33.0)で走る新馬がいたとして、実際のデビュー戦でどのくらいで走破してくるか。3歳6月2週までは年齢補正がかかるので、それ以降にデビューしたとしましょう。この場合未勝利戦で出すタイムは80~85程度です。この補正はレースで得られるレース経験値が溜まる事で少しずつ緩和されていきますが、固定値ではない(競馬場やレース条件や着順次第で変動する上に馬によって異なる)ので一概にはわかりません。6~7戦しても平場でのマイナス補正を受ける馬もいました。
この経験値はペットの功労馬や新功労馬を育成する事でも稼ぐことができますが、現在では功労馬の入手機会がほぼ無いため新功労馬頼みとなります。
☆レース経験値とレース選択
いかに実力馬であっても、この補正があるうちは平場レースで実力を発揮する事はできません。逆に言うと能力的には格下でもレース経験さえ積めば、経験の浅い実力馬に勝てる可能性があります。これは競走馬全体の経験が浅い2歳~3歳クラシックまでの500万~地方OPのレース選びにおいて大きな判断要素となり、特に2歳の平場レースはレース経験値が勝敗を決めているといっても過言ではありません。
・能力影響度レース条件毎に競走馬の能力の影響度が若干違うようですが、体感できるレベルではないように思います。ただ、もし確実に影響を及ぼしているとすれば、条件が低ければ低いレース程競争馬の能力差が縮まるはずなので、レースでいわゆる’’下克上状態’’が起きやすくなり、相対的にレース経験値や騎手の能力が重要になると思います。
http://www.k-den.jp/kl_guide/kouryaku/04.html#02
公式の攻略ページURL ここで各要素の影響度合いを見ることができます。
・性別(牝馬補正)2000m以上の牡牝混同レースで牝馬のみが受けるタイムへのマイナス補正です。確率なので影響を受けないこともあるようです。
・ウルトラタフ期間7月1週から9月2週まではウルトラタフ所有馬の7大能力がオールSS相当になります。ただしSSの中でも一番下なので、実質的にはオールSのMAX相当となるようです。現能力がSS以上になっている場合、その能力に関して追加効果があるようです。
長くなりましたが、これでメダル流チュートリアル第2回「競馬伝説を知る」をpart2を終わります。
※誤った内容、抜けている要素等に関しては、随時加筆・修正予定です。