というわけでまたまた始まりました。
このシリーズはメダル牧場の名馬について記録していくものです。名馬といっても単純に競走成績を残した馬ではなく、様々な観点から見て個人的に名馬だと思う馬の特集です。
ちなみに発端はコレ
http://medal.blog.shinobi.jp/Date/20110128/1/
(メダルのうましか生活より第44話「ロンメダル物語」)
この時は通常の日記に追記という形でしたが、このブログも結構回数が重なってきたので、カテゴリを分類しようというわけです。
メダルダブルリーチ~初心者馬主故に誕生した稀代のウルトラタフ馬
(金枠父セクレタリアト×システムクリフジ)
生涯成績 9戦5勝
1.誕生
あれは忘れもしないゲーム開始週の事・・・競馬伝説のインストールとアップデートを無事に終えたメダル。チュートリアルの存在すら知らず、ただひたすらに攻略サイト等を読みあさる。どう生産したら強いのが出そうなのかもわからず、とりあえず初心者おすすめ配合になっていたセクレタリアト×クリフジに目をつける。
「ところでクリフジはどこで手に入れるんだろう?」
ふと、ショップを見ると400KPで売られているではないか。
「こんなに高いのか。まあシステム最上位だしそんなもんだよな。」
早速このクリフジを購入し、スペシャルボーナスと名づける。さらにどこからか入手した金枠のセクレタリアトと配合。こうして産まれたのが、メダルダブルリーチである。
2.幼少時代~デビュー前
幼名シークレットアローと名づけられたその仔は生まれて早々にして3歳を迎え、メダルダブルリーチに改名されると共に、よっしー牧場に預けられる事となる。成長が遅く、やんちゃな日々が続いたのでそのまま種牡馬入りの噂も囁かれる中、ある日評価が一変する。ウルトラタフの取得。始めたばかりの馬主にとっては格好の星稼ぎ材料である。自家生産唯一の3歳にして最高の期待馬。夏になり、メダル牧場に返された時には体力系アビリティ4種が揃っていた。
3.デビュー~体調不良
牧場に帰ってから1週間が経ち、ちまたではウルトラタフ所有馬の活躍が目に付く。当時のメダルは自家生産の2歳馬ばかり所有していた為、レースが無くつまらない日々を送っていた。そんな時に帰ってきた期待馬とあっては早速レースに出さずにはいられない。なんと放牧明け1週でやんちゃコメントのまま馬体調整さえロクにしない状況でデビューを迎える事になる。騎手の表パラさえまともに育っていない状況で勝てるはずもなく、結果は3着。この敗戦への反省がその後の馬主生活に多大な影響を及ぼす事になる・・・普通ならそのはずであるが・・・。
4.初勝利~弱点露呈
レース後は当然しっかり育成していくものと思われたが、ここでメダルは連闘を選択。またもや同じ事を繰り返すのか?いや、そうでは無かった。今度は勝算がある。ウルトラタフ+骨太所有馬は、レースの際に見える疲労、見えない疲労共に一切影響を受ける事はないという事実を知っていたのだ。「体重と調子さえ合っていれば力を出し切れる」そんな確信があっての出走。一見まともに思えなくもないが、この馬の成長型は普通。肝心のパラはというとオールC~Dになった程度なのだから、デビューなんてとんでもない話である。結果として勝つには勝ったが、優牝クラスにしてはレース内容が非常に危ういものであった。おまけに直後に併せ×まで取得し、積極的に相手に先頭を譲る優しい子へと育っていった。そんな折、再びよっしー厩舎への派遣話が持ち上がる。期待馬の併せ馬として。
5.克服~限界突破
よっしー厩舎でビシバシと併せ相手を重ねる日々。しかし先頭を譲る癖は一向に直らない。これは競走馬としては致命的である。「夏シーズンに入る前に何としても直さなければ・・・」そんな馬主の思惑でメダル厩舎へと戻ったダブルリーチは3回に及ぶ突破カードでの克服チャレンジでようやく闘争心を取り戻す。これで準備は万端だ!
6.連闘~敢闘賞
夏本番を前に上がり馬補正を拾う為2戦程消化するダブルリーチ。ピークを迎えて充実しているだけに、多少の連闘はお手の物。しかし待っていたのはそんな想像をはるかに超えた起用法だった。
7月1週・3週・8月1週・3週・9月2週
これは4歳夏にレースを走った週であり、5レースは夏期間に出られる最大のレース数でもある。最後こそ連闘ではないものの、1週の猶予があったのみ。そして結果的に9月2週が引退レースとなった。これだけ酷な使われ方をしながらも、5勝をあげ、複勝を外したのはラストランだけという安定感があったメダルダブルリーチはこの度無事に種牡馬となった。
7.余生~繁殖生活
今後は、セクレタリアト産駒では貴重な遺伝Sの種として、そしてメダル牧場にとってこの世代唯一の生き残りとして、自身が叶えられなかった重賞制覇の夢を産駒に託してほしい。