東北地方太平洋沖地震。
今まで積み上げてきたものがわずかの間に崩れ去り、飲み込まれていきました。新聞やニュースを見る限り、死者や行方不明者数が増え続けていますが、その数字自体は自分にとって無意味なものだと思っています。津波という災害の特性上正確な数値がわかることはないでしょうし、仮にわかったところで何もできませんから。
「自分にできる事はする。」日本人の品格・誇りにかけて断言しますが、良識のある人間なら誰もがそう考えていると思います。それでは一体何ができるのか。そして’’どこまでやるのか’’ここが問題です。
基本的に高水準な生活環境にある日本では容易に節約ができます。電気・ガス・水道・燃料等は日常生活において使用する事が前提になっていますから、それらの使用を制限するだけで良いです。・・・というような事は少しネットを見ればどこにだって書かれていますし、誰だってやっているかもしれないです。
しかし、人が何をやっているかはあくまでも参考でしかない。一番大事なのは自分が何をやるか。同じ人間としてどこまでの誠意を示せるか。よく綺麗事を言うが、そんな時の自分が最も嫌いで醜いと思う。だから敢えて宣言する。
電気
・会社の電気を節約。運営に必要な最小限の電気で済ませます。
・空気清浄機やプロモーション用のモニター等は使いません。
・冷たいものがあれば電子レンジを使います。でもいつもより5秒でも、10秒でも短く使うようにします。
・無意味にPCの電源を入れたまま寝たりする事がないようにします。
水
・シャワーの時間を短く済ませます。
・トイレで小の時は小で流すように、必要以上に水を使う事がないようにします。
・食器をすすぐ時に流しっぱなしにするのを止めます。
燃料
・自転車は持っているけどやはり車を使います。生活や仕事に必要な最低限の外出以外は車を使わないようにします。
・暖房は営業に支障の出ない範囲で1度でも低く設定します。自宅に関しては1枚でも厚着して設定温度を下げます。自分周辺の1℃低下が被災地の1℃度上昇に直接つながるわけではないだろうけど、せめて1℃でも多く寒さを共感します。
これらは何も今回の地震の被災者の為だけではなく、人間が生きていく上で必要な事かもしれないので可能な限り継続します。地震が気がつかせてくれた。資源節約の必要性こそが今回の地震唯一の収穫。というよりは’’こうやって前向きに考えていかなければとても受け入れられない現実’’になっている。というのが正直なところでしょうか。
本当は・・・
もっと自分を追い詰める事ができる。しかもそれをやっても死にはしない。でもやっていない。自分は非情なのだろうか。この迷いは今被災している方々の悩みに比べれば・・・というより比べる事が失礼になる程些細な事。人間最後の武器は情。しかしその武器を出せない。この殻を破らなければ所詮すべては綺麗事なのかもしれない。
話は変わって、競馬伝説が教えてくれた事
笠松オープンから約2S近く経過してのプレイ開始。サーバー内では先人達が良質な繁殖牝馬や競争馬を抱え、騎手も育って着実にタイムを縮めている状況。
一方で始めたばかりの自分は施設も馬も騎手もゲームの知識もすべてにおいて遅れをとっている状況。レースでいうならば、相手の馬が何十馬身も前にいる状況。しかし時間をかけながら、闘志と投資と情熱で一歩ずつ着実に差を詰めて手にした栄冠。ゲームとはいえ、’’やればできる事の証明’’現実も同じ。業績だって根気よく一円ずつ詰めていけばいつか必ず目標に届くはず。問題なのは必要な資金や資源があるかどうか。そして諦めずに継続できるかどうか。
最後に・・・
「自分はこんな状況でも電気も水も燃料も使います。でも、確実にいつもより制限し、極力あなた方の苦しみを念頭に置きながら生活していきます。平和な未来は何馬身先にあるのかわかりませんが、世界中の資源が枯渇しない限り、資金と情熱さえあれば差は縮み、いつか届くと思います。直接的な手助けはできませんが、身動きがとれないあなた方の分まで追い続けます。わずかずつでも差を詰めていきます。息抜きに競馬ゲームをやりますが、大目に見て下さると有難いです。一生懸命仕事をして日本経済の復興に努めます」
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