皆さんおはようございます。
笠松は3月5週を迎えております。
2歳馬が続々と入厩し、少しはやる事も増えてきましたが、依然として暇な傾向にあります。
普段から適当な調整で出走する事が多いとされているメダル厩舎の馬達ですが、500万以下・クイーンC・ファルコンS・1600万以下の4戦(今Sの勝利すべて)はほぼ100%の仕上げで出しました。どうやら自分の場合、放牧明け3週~4週調整後での出走がベストのようです。
この100%の仕上げ方法を考え始めたのはつい最近の事です。クイーンカップは馬主にとって非常に良いトライアルになりました。
フェアリーSで2着したくらいから本格的に桜花賞を意識しましたが、それより以前は突破をさぼっていたのと500万以下で敗戦していた事が重なって桜花賞は諦めかけていました。しかし再開した突破が好調だったのと、思ったよりも成長の壁が崩れるのが早かった事が要因となって再び目指す事にしました。
まずローテーションを考えるだけで数時間使いました。元々パラが弱めの子だったので突破させなければなりません。しかも500万以下を取りこぼしていたので、賞金を確実に重ねなければ出走すらできない可能性が高かったです。
ここでハッピーの課題だった事をまとめます。
①フェアリーステークスを上がり馬補正無しで連対する。
②フェアリーステークスで得た上がり馬補正を活かして桜花賞分の上がり馬補正を取りに行く。
③限界突破をさせる。
④見えない疲労も含めてピークの状態で出走する。
①は500万以下から抜け出さなければならない為、必須でしたが馬の能力頼みでした(結果2着)
②は桜花賞のステップになりそうなレースはたくさんありますが、実は③や④との兼ね合いでクイーンカップしかありませんでした。
③はカードはありますが、レースへの調整を失敗しては意味がないので細心の注意を払いました。
④は見えない疲労が怖いので、必要以上かもしれないくらい千夏ブレンドを使いました。
結果的にフェアリーステークス以降1週も無駄にする事なく桜花賞までたどり着く事になりそうです。たまには人の役に立つ情報を。という事でハッピーをサンプルにその調整方法を書いてみます。
1月2週 フェアリーステークス出走 ピーク
1月3週 突破 宇宙食 放牧
1月4週 放牧
2月1週 ウッド+芝 ビタシロ
2月2週 突破 フルーツ
2月3週 ウッド ブレンド(フルーツ1個で回復するかわからないので念の為)
2月4週 クイーンカップ出走 ピーク
3月1週 突破 フルーツ
3月2週 突破 特盛カイバ 放牧
3月3週 放牧
3月4週 突破 ビタシロ
3月5週 突破 ブレンド
4月1週 ?
4月2週 桜花賞 ピーク?
ピーク=調子・体重・疲労・見えない疲労がベストの状態
ちなみに施設は牧草がSで他はLになっていますが、馬主LVの都合で調教施設はSになりました。もしも牧草がLの場合3月2週の特盛をアイス辺りに変えたり、1月3週の宇宙食を他のエサにできます。そもそも1月3週の疲労除去エサは実質無意味でしたが、これは途中で予定変更をして放牧した為こうなりました。本来クイーンカップまで放牧無しで突破させようと思っていましたが、調子を戻しきれない・見えない疲労を回復できない等の可能性を考慮して放牧に出しています。
エサをフル回転させていますが、これはGⅠを狙う&今までサボった分の遅れを無理に取り戻そうとしているのであって、普通の慣れた馬主さんであれば、2歳で突破が終わっているはずなのでもっと楽だと思います。また、ほとんど課金をしていない方でもイベント等でこれくらいのエサの貯蓄をしていれば、できる事だと思います。どうせGⅠを狙うならそこにすべてをかけた方が後悔しないというよっしー王子の格言がありますからうちは躊躇しません。
ちなみに3週で仕上げる事の他にもう一つ意識し始めた事があります。それがダビスタ流「レース前調教1回理論」です。ダビスタではレース週は調教1回が鉄板です。イレ込み等が起こりにくくなり、BC(競馬伝説でいうフリレ)でも盛塩がつきやすくなり、ベストパフォーマンスを出す事ができます。
直前まで突破させている分、そのパラを埋める事ができなくなるかもしれませんが、それに目をつぶってでも桜花賞は調教1回理論で挑みます。
現段階において、レース前の馬体調整で大事だと思って実践している事とその主な理由を書きます。
1.調教&カイバ投与後、その日のメンテで1週経過した時に、馬体重が何キロ増えたかを確認しておく。(翌日何キロ増えそうかの目安になり、調整しやすくなる)
2.見えない疲労は見えない故に怖いので、石橋を叩いておく。(GⅠ級であれば尚更)
3.レース1週前の調教は一度のみ。(逆に言うと必ず一度は調教する)
4.調子を100%で出したい場合、前日は98%以下で迎え、馬体重をなるべくマイナスで迎えない。(調教で必ず疲労が出るので、馬体重をマイナスで迎えると調子促進エサがケールのみになってしまい、調子が上がりきらなかった場合にベストで出走できない)
結局自分がやった事をそのまま書いただけなので、役に立つかわかりませんが、参考程度にはなると思います。
2011年4月30日追記
今となっては調教1回理論は効果が無いと考えていますので、ここを見て鵜呑みにしないようにwそれよりも3本のグラフをいかに完璧にするかの方が重要です。
本日の注目レース
ドバイゴールデンS よっしー王子
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