皆さんこんにちは。
笠松は7月3週を迎えております。
早いもので、このブログも99話を迎えました。100話直前スペシャルという事で本日は特別ゲストをお迎えしております!!というわけで早速お呼びしましょう。本日のゲストはエレメントダンサーさんです!!
ヒヒ~ン ブルブル=3=3=3=3=3=3
流行血統特集
繁殖牝馬
競馬という競技が始まってから歴史の浅い笠松サーバーだが、すでに5S目中盤を迎え、’’走る’’血統とそうでない血統の傾向が出てきている。オープン当初から実績のあるシャワンダやザルカヴァは未だ健在であり、最近ではウォッカやスノーフェアリー産駒等も台頭してきている。
種牡馬
繁殖牝馬同様に種牡馬にも流行がある。系統別で見るとアウトニックス対象の多いセクレタリアトやアワッドといったボールドルーラー系に活躍馬が多い。またシーザスターズを筆頭にダンチヒ系やスーパークリーク産駒の成績が目立つニジンスキー系も多いか。
その一方で直仔の活躍はさほどではないものの、遺伝力を武器に種牡馬入りしてから活躍を見せる傾向があるのが、ミスタープロスペクター系やノーザンダンサー系である。
今回の血統やレース結果の調査をしているうちに興味深い事がわかったのでその一例を紹介する。まずはこの2頭をご覧いただきたい。
エレメントダンサー(牡5)
まさかスタッド所有(☆ウイポ倶楽部☆) ()内は馬主会名
クロズキン(牡4)
メダルスタッド所有(Elite Troop)
いずれもハギノトップレディ×ノーザンダンサーという配合で、この配合は他の牧場でも行われているのが見られ、笠松における流行血統の一つとなっている。特徴として、競争人生よりも父譲りの遺伝力を活かした種牡馬として成功している例が多い。
以下は上記2頭の代表産駒。
エレメントダンサー産駒 メイジビーナス(牝)
クロズキン代表産駒 ステラダンサー(牝)
この2頭には以下の共通点がある。
①2歳からデビュー
②早くから勝ち上がり、春の3歳オープンクラスで活躍
③両種牡馬産駒としてのGⅠ初勝利
さらに驚くべき共通点として
④母がスターロッチ
⑤GⅠを同日に勝利
というものがある。つまりこれを説明すると
’’2世代に渡って全く同一の配合をされて産まれた産駒が同日にGⅠ制覇をし、これが両父の種牡馬としてのGⅠ初制覇であると共に、それが牝馬によって成し遂げられた’’
という事になる。さらにはそのステップレースまで同日に勝利しているとあっては驚かされる事この上ない。この事実に気がついた時には何か運命のようなものを感じると同時に、やはり競馬が血統のスポーツである事を実感させられたものである。
この例のように、両産駒にはマイル~中距離までを得意としている馬が多く、比較的成長も早い為、クラシック路線へ顔を出す産駒がしばしば見受けられる。さらに馬場適性別では、芝が得意な産駒が多いものの、ダートをこなす産駒も出てきている。
メイジビーナスはすでに繁殖入りし、ステラダンサーも引退後はかずきゅん牧場で繁殖生活を送る事が決まっている。今後どのような種牡馬が交配され、どんな競争馬が産まれてくるのか!?
エレメントダンサーやクロズキンには種牡馬としてはもちろんのこと、ブルードメアサイアー(母父)としての活躍にも大きな期待がかけられており、さらに注目が集まる事に間違いはないだろう。こうして今日も競馬伝説は続いていくのである。
この記事を作成するにあたり、まさか氏とエレメントダンサー号及び、馬主会☆ウイポ倶楽部☆様に快く取材にご協力いただけた事を感謝いたします。
ゲスト出演までの下りに全く意味が無いという苦情は受付ませんw
PR