※この記事は当初43話の追記として書きましたが、思いのほか長くなってしまったので単独掲載にしましたww
ロンメダル物語~馬不幸馬主と馬主孝行馬の愛の物語
エピソード1.快勝!そして・・
メダル厩舎初年度の2歳馬。その中でも有数の期待馬のロンメダルは放牧明け1週で臨んだ新馬戦を楽勝し、続いてのオープン戦こそ2着に敗れたものの、折り返しのオープン戦を出遅れながらも勝利し、メダルに初のオープン勝利をもたらしました。しかし、そのレースで出遅れ癖を取得してしまったロンメダルには過酷な扱いが待っていたのです。
エピソード2.欲張り馬主
馬主LVの天井が外れたのをいいことに、メダルはロンメダルをめだる厩舎へ移籍させました(何回メダルって書くんだよって突っ込みは無しでお願いしますwww)
ですが・・・出遅れ癖を取得した上に放牧明け1週や2週で使われ、さらに全く成長していない新人騎手ばかりのめだる厩舎で出走させて勝てる程、笠松は甘くはありませんでした。ベストとは程遠いタイムでの凡走を繰り返し、結局1勝もできずに馬主の都合でメダル厩舎へ返される事となったのです。(ちなみにロンメダルはこれまでで2度連対を外していますが、共にめだる厩舎所属時です。)
エピソード3.連勝
2歳暮れにメダル厩舎へと戻されたロンメダル号。放牧明け1週の太めで出た復帰オープン戦を勝利で飾り、3歳を迎えます。次走ファルコンSまでに時間があり、この間にピッチ走法を取得、さらに出遅れ癖を解消します。そうして万全で迎えた自身初重賞となるファルコンS。久々出走がたたってか、本番では3番人気の低評価でした。しかし秘めた実力でこれを覆し、見事にコースレコードで勝利を飾ります。そして、ロンメダルは再びめだる厩舎へと足を運ぶ事になるのです。「今度は大丈夫。」この頃すでに気持ちは人馬一体となっていました。
エピソード4.大駆け
半年前は素人の集まりだっためだる厩舎も、見違える程成長していました。この間近所ではメガネフクロウの目撃談があったとか無かったとか。
修行を積んだ騎手を背に挑んだ芝1200mのオープン戦。そこでロンメダルは大駆けを見せ、快勝します。
そんな馬主孝行なロンメダルは最近伸び悩んでいためだる牧場を救ったと同時に、翌日にはセリに出されてメダル厩舎への帰厩が決まるという忙しさにも負けず、限界突破+8を果すのです。
エピソード5.最高の条件
芝1200メートルのレースで結果を残してきたロンメダル。しかし決して1200メートルがベストなわけでもダート適正が無いわけでもありません。実は芝よりもダート適性の方が高いくらいなのです。絶対的な力を持ちながらも馬主に恵まれずに本来の力を発揮できなかったロンメダル。酷な使い方をされたせいかそろそろピークアウトも近いと悟っているようです。
次の北海道スプリントCが最後の1戦になるかもしれません。このレースが最も適正に合ったレースであり、馬の状態も最高で出してもらえそうです。
「頑張れロンメダル!今こそ最高の走りを!!」
完 続かないかも続くかも
いかがだったでしょうか?w多少表現を大げさにしているかもしれませんが、すべて事実です。こうやって見ると競馬伝説の馬にも現実と同じく1頭1頭にエピソードがあり、愛着がわいてくるというものです。
次回作に期待の方は是非拍手をポチっとしていって下さいw
ついでに本番でロンメダルの単勝を300万円買ってあげて下さいwさらについでに執筆者の誤字脱字乱文は仕様とご理解下さい。
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